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来る十月三十一日(木)に、今をときめく人気料理研究家のエリオットゆかりさんと、幅広い活動で知られるフォトグラファーの富岡秀次さんが夢のコラボ教室を行います。テーマは「ブログ」。人気ブロガーでもあるお二人に、ブログの魅力について伺いました。

●海外生活をブログで表現
富岡さん
エリオットさんとは、ヴァージン アトランティック航空さんの僕のブログで紹介させていただいて以来のおつきあいですが、今回、初めてコラボ教室ということで嬉しく思っています。
エリオットさん こちらこそ楽しみにしています。今回の教室は「ロンドン滞在のステキな思い出をブログに記録しよう」というテーマですけど、海外暮らしという特別な体験を、ぜひ役立てていただきたいと思っているんです。
富岡さん エリオットさんのブログは驚異的なアクセス数を誇る超人気ブログだけに、書き方だけでなく、アクセス・アップのちょっとしたテクニックなど、受講者の方は学ぶところが非常に多いのじゃないかと思っています。僕のほうは、ブログに欠かせない写真の扱い方のコツなどをお話したいと思っています。
エリオットさん 海外に住んでいる人にとって、ブログはいろいろな意味で生活に彩りを添えてくれる存在ですよね。私がイギリスに来て初めてブログを始めた時は、日本にいる家族や友人への近況報告の意味合いが強かったんですよ。その流れで毎日作っているお料理を紹介するようにしたら、「どうやって作るの?」という問い合わせを多くいただくようになって。それがお料理ブログになったきっかけです。富岡さんのブログも写真が素敵なのはもちろんのこと、表現がユニークで気に入っています。
富岡さん ありがとうございます。僕も最近はエリオットさんのブログの影響を受けて「わはは」とか書くようになっちゃいましたよ(笑)。
エリオットさん (笑)。「わはは」って書くだけで、楽しい気持ちになれるんです。前向きな気持ちを表現しながらブログを書いているうちに自分もさらに元気になれる。
富岡さん エリオットさんのブログは読んでいてハッピーになるし、読者も自然に共感してしまう独特の魅力がありますよね。僕の場合は、まず表現したいヴィジュアル・イメージありき。それを写真と文章で綴っている感じでしょうか。読者の方に「読んでいて映画のように感じる」と言われたことがあるんですが、確かにそうかもしれないと思いました。
エリオットさん さすが写真家さんですね。料理ブログの場合は、お料理の写真が美味しそうで、「食べたい」と思っていただかないと意味がないんです。いくらきれいな写真でも「美味しそう」でなければダメ。写真はとても重要な要素だと思います。
富岡さん エリオットさんは料理の写真うまいですよね。僕の場合は中年男の心情をつらつらと綴っていくブログで(笑)、スタート地点の話題と、着地点の話題が全然違っているというのは、実は僕の中では自然なことなんです。 

●ブログで情報発信する楽しさ
富岡さん
ブログには「一人雑誌」的な面白さもあると思います。僕は雑誌の世界を何十年も見てきましたが、写真と文章は必ずしもシンクロしている必要はないと感じています。文章と全く関係のない写真が並び、キャプションで完結していたり、冒頭に内容に関係ない写真が突然来てもいい。写真は撮り方だけでなく、選び方も重要なポイントです。それから並べ方。ただなんとなく配置すればいいというわけではない。
エリオットさん 自由気ままに作れる自分だけの雑誌、いいですよね。富岡さんはプロのカメラマンさんとして長く活躍されていますが、ヒトとモノを撮る時のコツの違いはありますか?
富岡さん 僕にとってはどちらも同じです。どの角度から、どんな瞬間を撮ればいちばん可愛くカッコ良く見えるのか、それを探していく。ある一瞬を捉えることが写真の醍醐味で、時間という要素を含む唯一のアートだと思います。料理についてはいかがですか?
エリオットさん 料理は誰かに食べていただくことが前提です。例えばおもてなしの時には、ゲストがどんな料理がお好きだったかを思い出しながらメニューを決めます。だから何気ない会話の中で皆さんの好みを記憶しておくことはとても大切。また毎日料理をアップしているので、その日ある食材だけで料理を作ることにもやりがいを感じますね。例えば明日買い物するまでタマネギしかないという場合は、タマネギだけの料理を考える。限られた条件の中で工夫を凝らすことが、また楽しい。思いがけない食材の組み合わせで、とても美味しい料理ができた時は「イケてるじゃない」と嬉しくなります(笑)。
富岡さん うーん…やはり愛なんだなぁ。美味しいものを食べていただきたいという愛(笑)。
エリオットさん 写真も被写体への愛ですよね(笑)。

●ブログでイギリスの魅力発見
富岡さん
ブログは人とのつながりを強く感じる媒体ですよね。実はイギリスで活躍する人を紹介するシリーズに力を入れたいと思っていて。というのも、最近の若い世代が海外に出たがらないという話を聞いて、若者たちに刺激を与えたい思ったから。僕自身、八十年代に読んだある雑誌がきっかけで海外への関心を持つことになったし。自分の責任下において、自分自身を表現したり、言いたいことを発信していくのに、ブログほど適した媒体はないと思います。
エリオットさん それぞれが置かれた環境を生かして言いたいことを発信し、皆様に役に立てていただくというのは、まさにブロガー冥利に尽きますね。
富岡さん コミュニケーションが一方通行でないところもいい。
エリオットさん 私はイギリスのことを何も知らないままロンドン郊外に住み始めたので最初は自分の環境が好きになれないこともありましたが、ブログで日常のささいなことや小さな発見を書いていると、読者の方から「イギリスには日本にない魅力がありますね」というコメントをいただくようになって、初めて「私は恵まれているんだ」と気づかされました。
富岡さん 僕はイギリスに来て初めて「幸せは自分で決めていい」ということに気づいた。他人との比較で判断しないで良いのだと。それに気づくと、人にもやさしくなれる。イギリスという国が持つ魅力をブログで発信できればと思いますね。エリオットさんは最近、料理にとどまらない分野で活躍されていますね。
エリオットさん はい。無数にある料理ブログの中で、私のブログを特徴付けているのが、「現地の食材を使う」という点と、もう一つ、イギリスのライフ・スタイルの紹介だと思っています。その流れで最近は「海外生活」をテーマにしたトーク・ショーの依頼などもあるんですよ。今後はそういったテーマでも活動の場を広げていきたいと思っています。
富岡さん 僕も「写真を教える」という新しい分野を楽しんでいます。実はこれまで「教える」のは現役を退いた人がやることだと思っていたんだけど、頼まれて始めたら、新しい発見もあってなかなか面白い。自分で自分に課していた制限を取り払って、先に進む時期かなと思っているところです。ブログもそのための良いきっかけになりました。
エリオットさん そういった意味でもブログは人生の可能性を広げてくれます。十月末の教室にご期待くださいね。十月二十一日(月)には、ハロウィーンをテーマにしたテーブル・セミナーもやります!


★エリオットゆかり&富岡秀次 コラボ教室
「ロンドン滞在のステキな思い出をブログに記録しよう—」
すでにブログを書いているけどもっとステキにしたい方、今から始めようと思っている方、「コツ」や「アイディア」が満載です!  場所:日本クラブ2nd Floor Samuel House 6 St. Albans Street London, SW1Y 4SQ
時間:10月31日(木)午前10時から13時まで
会員:40ポンド(軽食・飲み物つき) 定員:30名
★大人のハロウィン・パーティー講座
ハロウィンの歴史やコスチューム、パーティー・フードやテーブル・セッティングのアイディアなどをエリオットゆかりさんが大公開。10月21日(月)午前10時から13時まで。軽食、飲み物、お土産付き。その他詳細は上記同様です。
*ご予約はお電話で リロ・トランスユーロ 020-8965-2441(受付:月〜金9:00〜9:00)
※先着順となります、定員になり次第締め切らさせて頂きます。
※イベントの3〜2日前のキャンセルにつきましては料金の半額を、前日と当日のキャンセルは全額を頂戴しますこと予めご了承 願います(代わりの方が参加される場合は不要)。


エリオットゆかりさん
料理研究家。結婚を機に2000年に渡英。2002年に趣味が高じてケータリング・ビジネスを立ち上げ、2007年、ブログ「いっちゃんの美味しい食卓」を開設。日本でもラジオ、各種連載、レシピ開発、イベント出演など多方面にて活躍。著書に『エリオットゆかりのシンプルなごちそう』(宝島社)『電気もガスも使わないしあわせレシピ』(主婦の友社)等。
・ブログ:blog.excite.co.jp/elliottyy

富岡秀次(Shu Tomioka)さん
1985年からフリー・フォトグラファー。90年よりロンドンをベースにミュージック、ファッション、旅、映画、演劇、ミュージカル、バレエほか、英文化全般を対象に撮影活動をしている。1993年からレコード・コレクターズ誌で「ブリティッシュ・ロックの肖像」を連載しているほか、ヴァージンアトランティック航空の公式ブログを発信中。
・ブログ:www.virginatlantic.co.jp/blogv/shu/


 

 

 

 


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